義兄の温かい采配で
父を見送った後
ある時
義兄は言った:
お袋は自分の葬儀のことなんか
何も考えてないんだろうな
俺がやってやらなくちゃな~
そのとき わたしは心に決めたのだった:
母の葬儀はわたしがやると
立派な葬儀をやってみせると。
その後間もなく母は介護施設で倒れた
平成22年(2010年)2月19日(金)のことだった。
22日(月)に戸田中央病院に入院してから
わたしは母の葬儀のために六本木まで棺を
運んでくれる葬儀社をしらみつぶしに探した。
幸いにも母は40日後に退院して蕨の施設に帰された
その後 まさか6年9か月半も生きてくれるとは夢にも思わず。。。
そんな中で 義兄が硬膜下血腫で倒れた
母の退院後わずか3か月を過ぎてのことだった
そして間もなく兄は旅立った。
入院していた義兄の病室には葬儀社が殺到した
姉は途方に暮れていた
わたしは母のために決めてあった葬儀社を姉に紹介した
こんなに早く情報が役に立つなんて思いもしなかった。
その頃からだ 自分の葬儀を考えるようになったのは
家族がいても 葬儀は一大事なのだから
自分で自分を見送ることはできないのだから
準備をしておこう いつか来るその時のために と。
そんな人が増えているのだろう
最近は葬儀のコマーシャルをよく目にする。
(2026年2月25日午後)